人工内耳友の会-神奈川

人工内耳って何?

(東海大学病院耳鼻咽喉科人工内耳ホームページ-:現在休眠中-より転載)

人工内耳システムについて

 補聴器の効果が得られない高度難聴者の多くは内耳の障害が原因です。内耳の中でもかたつむりの形をした蝸牛(かぎゅう)と呼ばれる器官の障害が原因であることが多く、この中にある有毛細胞と呼ばれる部位の異常によって高度の難聴をきたします。この場合の多くは、有毛細胞から脳まで情報を伝える聴神経の働きは正常です。新しく開発された人工内耳は、本来の役割を果たさない器官の代わりに聴神経の末端に直接電気刺激を与えて聴覚を得ようとする画期的なシステムです。
 この人工内耳システムは、はじめにヒトの言葉の特徴を分析して、その信号が発信コイルから手術によって埋め込まれた受信コイルに送信されます。受信された信号は、スティミュレーターという部分で再処理され、蝸牛内の聴神経の末端である らせん神経節細胞 を刺激します。刺激された神経細胞からの情報は更に大脳へ伝達され、大脳の側頭葉で言葉として認知・理解されます。

naiji.gif naijiplus.gif

 

体外器と体内器
 
 人工内耳は、手術で体内に埋め込む体内器と体外器から構成されます。体外器は言葉を入力するマイクと言葉の特徴を分析するスピーチプロセッサーおよび処理された信号を送信するコイルでできています。体外部分は従来の携帯型のものに加えて、2000年1月より新たに開発された耳掛け型のものが使用可能になりました。体内器は信号を受信する部分と蝸牛神経を刺激する電極の部分でできており、手術によって体内に埋め込まれます。

mech1.gif       mech5.gif体内器

 

 mech4.gif     mech3.gif

   携帯型体外器(左)  と 耳掛け型体外器(右)

(機械の写真: 資料提供: ㈱日本コクレア)

 

次のページ »

HTML convert time: 0.162 sec. Powered by WordPress ME